菅原神社

菅原神社鳥居

菅原神社(宮崎県えびの市)

神社の由緒

宮崎県えびの市の田園風景の中にポツンとひとつ立つ朱い鳥居。その風景のコントラストが強く印象に残る神社です。
菅原神社は「天満大自在天神宮」とも呼ばれ、神社名から分かる通り御祭神は学問の神様として知られる菅原道真公です。創建は1531年(享禄4年)と伝わっていて、毎年7月28日に開催される「牛越祭り」が有名です。「牛越祭り」とは、家畜の無病息災と豊作を願う神事で、県の無形民俗文化財に指定されている400年の歴史をもつ伝統行事です。
歴史ある神社ですが、田んぼの中にポツンと浮かぶ朱い鳥居の景色が印象的で、宮崎県の未来に残したい美しい宮崎の風景に「菅原神社の鳥居と稲」として登録されているなど、神社よりも観光名所としての認知度が高くなっています。

菅原神社本殿菅原神社本殿

みどころ

菅原神社の鳥居と稲

宮崎県の「未来に残したい美しい宮崎の風景」にも登録される印象深い景観です。朱い鳥居と秋の黄金色に輝く稲穂とのコントラストがとても美しく、写真撮影の人気スポットとして有名です。

鳥居と稲穂菅原神社の鳥居と稲

郷土を守護する仁王像

神社の入り口に立つ精悍な風貌をした菅原神社(天満大自在天神宮)の仁王像は、徳川家八代将軍吉宗の時代の1725年(享保10年)に建立されたもので、作者は毛利七右衛門と伝わっています。
この地域を守護してきた仁王像は、「なでなで仁王様」として親しまれていて、体の調子の悪い場所があれば仁王像の同じ場所を心をこめて撫でると、仁王様がお喜びになり、そこが治り、体がすごく元気になると言われています。

仁王様なでなで仁王様

天神池

何代も昔の古池の名残をいかして昭和61年に造られた池で、中の島に水神様がいらっしゃいます。

天神池天神池の水神様

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御朱印

御朱印は書置きです。初穂料600円を賽銭箱へ入れていただきます。

菅原神社御朱印
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アクセス

菅原神社という名称の神社は全国各地にあり、また、近くにも同名の神社がありますのでよく確かめて訪問してください。九州自動車道えびのインターチェンジから国道268号線を西へ進んだ京町温泉街方面です。
Googleマップで検索する際は「菅原神社の鳥居」と検索すると間違いが少ないと思います。

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