レストランせせらぎの里（道の駅酒谷）

宮崎県日南市のから都城市へ向かう国道222号線沿いにある道の駅酒谷のレストランです。道の駅酒谷は日南市街地から少し離れた場所にあり、交通量も少ない道の駅ですが、観光で車やバイクで訪れる人や近隣の人などでかなり来場者の多い人気の道の駅です。特に手作り「草だんご」は超人気の商品で、訪れるお客さんは両手にいっぱい抱えながら購入しています。
その道の駅酒谷のレストラン「せせらぎの里」では、地元でとれた野菜や山菜をトッピングしたうどんやそばが人気です。特に蕎麦は毎朝手打ちする十割蕎麦です。
人気の道の駅だけに土日祝日や観光シーズンなどのお昼時は何組もの空席待ちがでて、食材も早めに無くなることがありますのでご注意ください。今回は平日を狙って伺いましたが、プロ野球のキャンプシーズンや早咲きの「伊東小室桜」の満開時期とも重なってしまい、お目当てのメニューが12時前にはもうなくなってしまいました。

おすすめのメニュー

今回おすすめするのは季節柄冬限定の「鍋焼きうどん」です。本当は鍋焼きうどんに酒谷産のお米で炊いたご飯と地元の食材を使った田舎料理の小鉢3品がセットになった「鍋焼きうどんセット」を注文したかったのですが、12時前というのにもう売り切れていました。ということで、今回は鍋焼きうどん単品をご紹介します。
鍋焼きうどんといえば同じ日南市に「かおる屋」という名店がありましたが、2019年9月に残念ながら閉店してしまいました。ここ道の駅酒谷では冬限定ではありますが健在です。
内容は、地鶏、おび天、白ネギ、わかめ、ほうれん草、かまぼこ、玉子がやや細めのモチモチとしたうどんの上に載っています。出汁はやや塩味が効いた色の薄い醤油出汁です。グツグツとたぎった状態で出てきますので、最後まで熱々でいただけます。
ちなみに、いなり寿司やちらし寿司も美味しいのですが、こちらも売り切れでした。プロ野球キャンプと桜の満開が重なってしまったせいか、非常に残念でした。

道の駅酒谷せせらぎの里のオールシーズン通しての人気メニューは、季節の野菜や山菜など具だくさんにトッピングされた「棚田そば（うどん）」です。具材は季節などその時によって内容は変わりますが、人気のふるさとの味です。

お店の外観

田舎の情緒ただよう茅葺屋根の建物へはいると、すぐ正面に道の駅のロゴの付いた青いのれんがかかった入り口が見えます。隣には小さなショーケースにメニューのサンプルが飾ってありますので、内容や量的なものは参考になると思います。

お店の内観

店内は分厚い一枚板のテーブルが並んでいて、内装は田舎の茶屋のような雰囲気のデザインです。客席はこの一枚板のテーブル席が20席と奥の方にカウンター席が6席ほどあります。席数が少ないので、ランチタイム時は空席待ちがしばしば発生します。

メニュー

メニューは、人気の「棚田そば（税込980円）」と「棚田うどん（税込880円）」があり、それぞれプラス300円でセットにできます。セットの内容は酒谷産米の白ご飯と小鉢三品です。うどん・そばは、単品の「ぞば（税込750円）」や「うどん（税込650円）」もあります。「鍋焼きうどん（税込900円）」は冬限定のメニューです。夏限定メニューでは、「ざる蕎麦」や「冷やしうどん」などもあります。
うどん以外では、「ラーメン（税込750円）」や日南名物の「魚うどん（税込900円）」に「親子丼（税込750円）」などもあります。
また、単品で「いなり寿司（税込270円）」や「ちらし寿司（税込300円）」もありおすすめです。（数に限りがあるので早めに注文しましょう）

伊東小室桜

道の駅酒谷周辺の国道222号線沿いは「酒谷の桜街道」として1月下旬から4月上旬にわたって様々な種類の桜が楽しめます。まず早咲きの「伊東小室桜」からはじまり、順次4種類の桜が咲きます。
写真の「伊東小室桜」は、静岡県伊東市で1988年に発見された比較的新しい自然交配の桜です。ソメイヨシノに比べてピンク色が強く満開時には鮮やかな彩りを見せます。例年2月中旬頃が見ごろとなるようですが、今年は暖冬のせいで開花が早くなったようです。

お店の概要

営業時間：午前午前11時～午後4時
定 休 日：1月1日
住　　所：宮崎県日南市酒谷１８４０−４
電　　話：0987-26-1051
駐 車 場：66台（大型車3台、普通車63台、障がい者用2台）
ホームページ：https://michinoeki-sakatani.com/

アクセス

日南市・都城市からともに国道222号線を進みます。日南市からは中心部から約18km、車で30分弱です。都城市からは約30km、車で50分～1時間ほどかかります。道路上に「道の駅酒谷」の案内看板がいくつかあるので迷うことはないと思います。

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