2023年12月3日 / 最終更新日時 : 2024年1月28日ひなたの住人宮崎グルメ情報

昭和レトロな喫茶店ダイアナ

宮崎県西都市の中心部、西都市役所の西隣にある昔ながらの喫茶店です。西都市民から長く愛されるお店で、平日はサラリーマンや仕事をする男性客が多く、土日祭日になると夫婦や家族連れのお客様が多くなります。
店名もそうですが、一歩店内に入ると昭和レトロな雰囲気が味を出しています。店内にはマンガの本がたくさん置かれていて、昭和50年～60年代ごろの喫茶店はこんな感じだったなと懐かしさが込み上げてきます。
料理はメニュー数も多くどれもボリューム満点です。出てくる料理を見るとビジネスマンや市民に愛される理由が分かるような気がします。客席は40席ほどあり、座敷もあるので家族連れの方にはありがたいです。駐車場も広く主要道路沿いにあるので利用しやすいお店です。

おすすめのメニュー

唐揚げ定食やカレーも美味しいと評判ですが、今回おすすめするのは人気の「チキン南蛮定食（税込1350円）」です。
内容はオーソドックスな定食セットで、メインのチキン南蛮には「キャベツ・きゅうり・トマト」の昭和定食の3種の神器が揃っています(笑)
チキン南蛮の他には漬物とご飯・みそ汁です。
チキン南蛮の肉には鶏のむね肉が使用されています。ボリュームは満点で一般的なチキン南蛮と比べて1.5～2倍ほどの肉の量となっていますが、むね肉はあっさりしているので、この量でも最後まで美味しく食べることができます。また、その肉の量に見合うだけのご飯（これも1.5倍ほど）が出てくるので、おかずとご飯のバランスはばっちりです。他のお客さんの話によると、知らずにご飯の大盛りを頼むと驚くほどの大盛りが出てくるらしいので気を付けた方がいいということでした。（お客さんいわく「日本昔ばなしに出てくるてんこ盛りご飯」）
あと、みそ汁が具だくさんなのが嬉しいです。濃くも薄くもなく優しい味わいで、食べ過ぎの胃袋にホット安心感を与えてくれるようなみそ汁でした。

チキン南蛮定食

お店の外観・内観

外観は一般的な喫茶店の外観で特に特徴はありませんが、きれいに掃除されています。また、お店の前と横に広い駐車場があり、マイカー保有率の高い宮崎県民にとってはありがたいです。すぐ隣には西都市役所があるので、平日のランチタイム時には混み合うことが予想されます。

お店の外観

お店の中は昭和の時代にタイムスリップしたような懐かしい雰囲気があります。店内のあちこちにマンガの本が置いてあるのも昭和を感じさせてくれます。ランチタイムを外してゆっくりマンガを読むのもいいですね！
客席は、カウンター席・テーブル席・座敷席があり、およそ40名ほどが入れます。確認はしていませんが2階にも席があるようです。宴会とか団体用かもしれません。

お店の内観

たくさんあるマンガの本

昭和レトロと言えば、テーブルにある紙ナプキンの折り方が最近では見ない昭和チックなものでした。

昭和レトロな紙ナプキン

メニュー

非常にメニュー数が多いです。もともとは普通の喫茶店だったせいか1ページ目にドリンクメニューが出てきます。
コーヒーから始まり、紅茶やココア、ソフトドリンクではメロンソーダやレモンスカッシュやミックスジュースなど懐かしい名前が並んでいます。
見開きの隣ページに、定食、トースト、ピザ、焼きそば（うどん）、ピラフ、スパゲティ、カレーのメニューが書かれています。「ピラフ」や「スパゲティ」の表記も昭和チックでいいですね。

メニュー表

2ページ以降には、デザートメニュー、1ページ目に出てきたスパゲッティとは違うパスタメニュー、「昭和レトロの味フェア」としてカレーメニュー、おすすめあったかメニューのシチューなどが掲載されています。最後のページには、テイクアウトやオードブルメニューもあります。豊富な種類のメニューと対応は、お客様の要望に応えてきた結果であり、喫茶ダイアナがお客様から愛されている理由であると感じました。