皇宮神社(こうぐうじんじゃ)(皇宮屋:こぐや)

皇宮神社(こうぐうじんじゃ)社殿

皇宮神社(こうぐうじんじゃ)

神社の由緒

皇宮神社は宮崎神宮の元宮で、御祭神の神武天皇が15歳で生まれ育った狭野神社(宮崎県高原町)から移られ、東征される45歳まで住まわれ政を取った場所です。別名皇宮屋(こぐや)とも呼ばれている皇居跡です。
宮崎神宮から北西方向に600mほどの小高い丘の上に鎮座しています。創建は不明ですが、旧社殿は1847年(弘化4年)に再建され、1877年(明治10年)に宮崎神宮の摂社に列せられました。1940年(昭和15年)の神武天皇ご即位2600年の記念事業として「皇軍発祥之地」の石碑が建てられました。
現在の社殿は、1976年(昭和51年)に改築し遷座したもので、旧社殿の跡地は、境内向かって左側の小道を20mほど行ったところにあります。

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皇宮神社鳥居皇宮神社鳥居 手水舎手水舎 参道入口の石灯籠参道入口の石灯籠

みどころ

「皇軍発祥之地」の石碑

神武天皇が45歳の時、皇威を全国に広めるため長兄の五命瀬命と東征の計画をたてこの地を出発します。
1940年に神武天のご即位2600年の記念事業として宮崎県奉祝会により建てられました。起工は1941年(昭和16年)、竣工は1942年(昭和17年)です。

皇軍発祥の石碑皇軍発祥の石碑

皇宮神社旧社殿跡

1976年(昭和51年)に現在の地に遷座されるまで本殿があった場所です。

皇宮神社旧社殿跡皇宮神社旧社殿跡

経壟記(けいろうき)

1864年(弘化3年)に下北方の代官がこの地の由来を刻んだものです。(以下要約)
『日向の国宮崎郡は神武天皇の古い都と伝えられている。神武天皇はこの地に来られて、皇居をお建てになったが、やがて和に遷られた。
それからおよそ3000年、昔の都の後は荒れ果てて、土地の人もそのことを知らずに、誤った話を聞いて粗末にしている。昔から地震の時、この皇居跡だけが地震がなかったと古老が伝えているのは、皇居跡だからと思う』

経壟記(けいろうき)経壟記(けいろうき)

御朱印

御朱印は拝殿のところで頂けます。初穂料として300円をお賽銭箱へ入れて、書置きの御朱印が頂けます。また、本社である宮崎神宮の社務所でも頂くことができます。

皇宮神社御朱印皇宮神社御朱印
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神社の概要

住  所:宮崎県宮崎市下北方町横小路5872
電  話:(0985)27-4004(宮崎神宮)
御 際 神:神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)(神武天皇)
御 神 徳:国家安泰・開運・招福・健康・延寿
創  建:不詳

アクセス

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