駒宮神社

駒宮神社境内

駒宮神社(こまみやじんじゃ)

神話とのゆかり

宮崎県高原町の皇子原で生れた神日本磐余彦天皇(かんやまといわれびこのすめらみこと)後の神武天皇は、同じく高原町の狭野の地で幼少期を過ごし、日向の国で政治(まつりごと)をお取りになる前にここで過ごしたとされています。
ここ駒宮神社には、神武天皇が宮崎の宮へ向かわれる際に愛用の鉾を収めたとされる巨石の窟や愛馬の「龍石号」をつないだとされる「松」などが残っています。

>>>宮崎神話が5分で理解できる簡単解説ページ
駒宮神社本殿

神社の由緒

駒宮神社は、初代天皇の神武天皇の小宮氏として伝えられています。駒宮大明神縁起に弘治2年(西暦1556年)の記載が残っています。江戸時代の前期(西暦1645~1648年)に火災で焼失していますが、同じく江戸時代の元禄年間(1688~1704年)に再興しています。
神武天皇が愛馬「龍石」を放したとされる立石付近は、日本最古の牧場と言われており、藩政時代には優秀な馬を引き駒宮神社へと参る風習がはじまり、「シャンシャン馬」発祥の地ともいわれています。

駒宮神社鳥居

みどころ

御鉾の窟跡(みほこのいわやあと)

駒宮神社の3つのパワースポットの一つで本殿の左側の石段を少し上ったところにある巨石。神武天皇が宮崎の宮へ向かう際に愛用の鉾を収めたとされる洞窟跡で、霊験あらたかな聖地として巨石の前で神事を行った祭場跡と推測され、多くの参拝者が訪れるパワースポットとなっています。

御鉾の窟跡

竜神様

3つあるパワースポットのその2は、御鉾の窟跡の巨石に現れた竜神様。
神社の由緒によると、「海釣りを好まれたお若いころの神武天皇が、神社近くの日向灘の海面上で竜神様と暫し問答のうえ、龍馬を授かり「龍石」と命名され馬術の稽古をされ、よく愛でられたと伝えられる」と紹介している。

顕現した竜神様

駒宮神社の陰陽石と銭石

3つめのパワースポットは、御鉾の窟跡の右わきにある陰陽石。陰陽石の周辺からは平らで丸い石が数多く出土されていて、お賽銭代わりに使用されていたのではと推測されています。
陰陽石は古くより「安産」「子授け」「夫婦円満」の信仰が集まっています。

陰陽石

神武天皇と愛馬「龍石号」の像

本殿脇に立つ神武天皇と愛馬龍石号の像。神武天皇とのゆかりと日本最古の牧場、シャンシャン馬発祥の地として象徴する2つの銅像が立ち並んでいます。

ペット守護之宮

神武天皇が龍神様より御神馬を授かり龍石号と名づけられ常にお供されたと伝えられており、御本殿に祀られている神武天皇と愛馬の御分霊をこの「ペット守護之宮」にお祀りしています。ペットを飼われている方はぜひ参ってみてはいかがですか。

ペット守護之宮

御朱印

書置きですが御朱印と一緒に駒宮神社の由緒が書かれていて、無病息災と運気上昇の2種類があります。
初穂料は500円で、本殿手前の受付で頂けます。受付の時間は9:00~16:00となっています。

駒宮神社の御朱印
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